念願の対面キッチンを手に入れてからというもの、どうすればもっとおしゃれで使いやすい空間になるか、日々考えるのが私の楽しみになっています。最初はただ開放的なだけで満足していたのですが、雑誌やSNSで見かける素敵なキッチンを見るうちに、我が家ももっと素敵にしたい!という欲が出てきました。まず取り組んだのは、「見せる収納」と「隠す収納」のメリハリです。対面キッチンはリビングからよく見えるので、生活感が出やすいものを隠す工夫は必須。使用頻度の低い調理器具やストック類は、背面の大きなカップボードの中にしっかり隠しています。一方で、お気に入りのコーヒー器具や、デザインの可愛いキャニスターに入れた調味料などは、あえてカウンターの上やオープン棚にディスプレイするようにしました。こうすることで、キッチンに個性が生まれ、愛着も湧いてきます。次にこだわったのが照明です。我が家のキッチンカウンターの上には、ペンダントライトを3つ吊り下げています。デザイン性の高いものを選ぶことで、キッチンのアクセントになり、夜には温かみのある雰囲気を演出してくれます。料理をする際は、これに加えて手元をしっかり照らすダウンライトも使うので、機能性もばっちりです。カウンターチェア選びも重要でした。長時間座るものではありませんが、リビングから見た時のデザイン性は無視できません。我が家は、木の温もりを感じられる素材で、座面の色がアクセントになるようなスツールを選びました。これが、キッチンのちょっとしたアイコンになっています。そして、季節感を出すために、カウンターの上に小さなグリーンや季節の花を飾るようにしています。ほんの少しのことですが、これだけで空間が生き生きとしてくるから不思議です。お気に入りのキッチンクロスをかけたり、おしゃれなデザインのキッチンツールを選んだりするのも、日々のモチベーションアップに繋がっています。まだまだ試行錯誤の途中ですが、自分なりに工夫を凝らしながら、おしゃれで居心地の良い対面キッチンを目指していきたいと思っています。