キッチンの混合水栓交換前に確認!止水栓の場所と閉め方

キッチンの混合水栓を交換する際には、必ず止水栓を閉めて、水の供給を止める必要があります。ここでは、止水栓の場所と、正しい閉め方について解説します。まず、止水栓とは、水道の水を一時的に止めるための栓のことです。止水栓を閉めることで、水栓の交換や修理などの作業を、安全に行うことができます。キッチンの止水栓は、通常、シンクの下のキャビネットの中にあります。キャビネットの奥の方にある場合や、配管が入り組んでいる場所にある場合もあるため、見つけにくいこともあります。懐中電灯などを使って、よく探してみましょう。止水栓には、ハンドル式と、レバー式があります。ハンドル式の場合は、時計回りに回すと水が止まり、反時計回りに回すと水が出ます。レバー式の場合は、レバーを垂直にすると水が止まり、水平にすると水が出ます。止水栓を閉める際には、必ず、どちらのハンドル(またはレバー)が給水側で、どちらが給湯側かを確認しましょう。混合水栓の場合は、給水側と給湯側の両方の止水栓を閉める必要があります。また、止水栓を閉める前に、念のため、家全体の水道の元栓の場所も確認しておきましょう。万が一、止水栓がうまく閉まらなかった場合や、水漏れが発生した場合に、元栓を閉めることで、被害を最小限に抑えることができます。元栓は、通常、家の外の地面に埋められているか、玄関やメーターボックスの中などにあります。そして、止水栓を閉めた後は、必ず、混合水栓を開けて、水が出ないことを確認しましょう。水が出なければ、止水栓が正しく閉まっていることが確認できます。もし、水が出る場合は、止水栓が完全に閉まっていないか、別の止水栓を閉める必要がある可能性があります。再度、止水栓を確認し、正しく閉め直しましょう。止水栓の場所と閉め方を正しく理解し、安全に混合水栓の交換作業を行いましょう。