ある朝、いつものように顔を洗おうと洗面台に向かうと、ポタッ、ポタッと微かな音が耳に入りました。福岡中央区で排水管つまりの排水口交換し最初は気のせいかと思いましたが、よく見るとシングルレバーの根元から水が滲み出て、雫となって滴り落ちているではありませんか。水道業者を呼ぶべきか悩みましたが、まずは自分で修理できないか試してみることにしました。シングルレバー混合栓の水漏れは、意外と自分で対処できるケースが多いと聞いたことがあったからです。 まず、作業を始める前に必ず止水栓を閉める必要があります。洗面台の下の棚を開けると、お湯と水の配管にそれぞれハンドル式の止水栓がありました。これを時計回りに回して、完全に水の供給を止めます。念のためレバーを操作して水が出ないことを確認し、これで安心して作業に取り掛かれます。柏原市では浴室専門チームが配管交換すると、水漏れの原因として最も可能性が高い内部のカートリッジという部品を交換することにしました。この部品はホームセンターやインターネットで、蛇口のメーカーと型番を伝えれば簡単に入手できます。私の場合は、蛇口本体に貼ってあったシールで型番を確認し、近所のホームセンターで適合するカートリッジを見つけることができました。 カートリッジの交換作業は、思ったよりも簡単でした。まず、レバーハンドルに付いている小さなキャップを爪楊枝のような細いものでこじ開け、中にあるネジをプラスドライバーで緩めます。すると、レバーハンドルが上に引き抜けるようになります。ハンドルを外すと、カートリッジを覆っているカバーナットが見えました。これは手で回すには固すぎるので、ウォーターポンププライヤーという工具を使って慎重に緩めていきます。このとき、工具で蛇口本体を傷つけないように、布などを挟んで保護するのがポイントです。カバーナットが外れると、いよいよ原因となっていた古いカートリッジとご対面です。これを引き抜き、新しいカートリッジを向きに注意しながらはめ込みます。あとは、これまでと逆の手順でカバーナットを締め、レバーハンドルを取り付けてネジを締めれば交換は完了です。 全ての部品を元通りに組み付けたら、止水栓をゆっくりと反時計回りに回して水を通します。恐る恐るレバーを操作してみると、水漏れはピタリと止まっていました。ポタポタという不快な音はもう聞こえません。初めての挑戦で不安もありましたが、手順を一つひとつ確認しながら進めることで、無事に問題を解決できたのです。専門業者に依頼する手間と費用を考えれば、挑戦してみて本当に良かったと思います。この経験を通して、日々の暮らしの中の小さなトラブルも、少しの知識と勇気で乗り越えられるのだと実感しました。